インタビューしてやったんだから金払え

「インタビューしてやるから金払え」

昔っからあるんですよね。
この詐欺寸前の商法が。
こんな商法に引っかかってインタビューを受けてきた人の
話を今日とある場所で聞いて久しぶりに思い出しました。

グリップAVにはさすがに来ませんが、
前にエロじゃない個人事業をほんのりとやっていた時に
定期的にそんな営業電話がかかってきました。

知らない出版社から電話がかかってくる

「芸能人をインタビューに行かせてやる」

「お前の企業を雑誌で紹介してやる」

「だから金払え」

という流れを丁寧に説明してきます。
要は流通にも乗らないインタビューを受けた人しか
読まないようなマイナーな本に広告を載せてやるから
金払え、ということです。

エロ本とは言え元雑誌編集者のなめ茸郎でも
こんな理不尽な話は聞いたことがありません。

そもそも働いた人から金を取ります、
という無茶苦茶な論法なんですよ。
コンビニでバイトした人が店長に
「よし、働かせてやったからお前が俺に金払え」
って言ってるようなもんです。
最初っから広告として話をしてくれた方がまだマシです。

まあ、自己顕示欲が果てしなく強い経営者とか
芸能人に会いたい人(自分の時は松●邦洋)は
話を聞いても良いのではないでしょうか。
確か8万ぐらい(もっと高くつくかも?)でしたし。

そしてもう1個思い出したのが、
「なめ茸郎さん、貴方は日本を代表するデザイナーの100人に選ばれました。
だから本で紹介いたします。なので掲載料を……」というやつ。
もちろん掲載料は“払う”方です。

選ばれたのにお金を払うとか意味がわかりませんよ。
というより当時のなめ茸郎はエロ本の表紙ぐらいしか
デザインしてなかったのに。

どうせ100人集めるために数万人のデザイナーに営業電話を
かけたんでしょうけどもう少し調べましょうよ。
代表作がゴリゴリのエロ本ばかりの輩が
「日本を代表するデザイナーの100人」に
選ばれたら世界中で大炎上します……って、
どうせ掲載された本人と
その家族しか読まないような本なんですけどね。

不定期連載:グリップAVの2015年を振り返る

今年中にやるべき仕事は25日頃に
ダウンロード販売をスタートさせるぐらいになりました。
撮影の予定も年内はありません。
だいぶ暇になりましたので
グリップAVの2015年を振り返ってみます。

2015年は特にFC2に振り回されました。

大きく分けて3つ事件がありました。

●悪夢の売り上げ80万円没収事件
●コンテンツマーケットの禁止ワードが異常に増える
●新ブログ設立のきっかけとなったブログ凍結事件

今回は売り上げ80万円没収事件について語ります。

この事件の衝撃は凄かったです。
あまりのショックにやる気を失い、
月2回ある発売日の1回を飛ばしたほどです。
えぇ、だから5月25日は何も発売されなかったのです。

事件について説明します。

FC2コンテンツマーケットの売り上げは一旦ポイントで支払われ、
銀行振り込み申請(後にできなくなる)を出して
1ポイント1円に換算されて指定の口座に振り込まれる、
という方式でした。
なめ茸郎はその時に50万ポイントほど持っていたのですが、
ある日を境に0ポイントになっていたのです。

調べてみると決済の項目に
「不正により、売り上げ無効」というようなことが書かれていました。
しかも80万ポイント分です。
詳細欄が-80万ポイントになっています。
もうワケがわかりません。
不正を働いた記憶は全くありません。
そうこうしているうちにその日も動画が売れてポイントが増えました。
でもすぐに0ポイントに……。

ということはコレ、80万ポイント奪われるまで売り上げが無効になるのか!?

もう目の前が真っ暗ですよ。
グリップAVのような零細メーカーにとって
80万円吹っ飛ぶのはかなり痛手ですよ。

もちろんすぐにサポートに連絡しました。
それでも連絡はありません。
動画が売れてポイントが増える→ポイント没収
の悪夢の無限ループです。

それから1週間ぐらい後に
FC2コンテンツマーケットのTOPに
「手違いでポイントを没収した」お詫びが掲載されました。
自分以外にも何人かの販売者が没収されていたようです。

なんという理不尽な……せめてお詫びに
10万ポイントぐらい寄越せよ、とはもちろん抗議できず、
没収されたポイントが無事に返って来たので
良しとして今でもFC2とのお付き合いは続いています。
現実的にFC2コンテンツマーケットの売り上げは
無視できないんですよね。

ちなみにこのブログもFC2のサーバーです。
怒りを買って消されたりしないかなあ。
それが心配です。最後に言っておきます。
FC2は素晴らしい会社です!